そばかすは直径数ミリまでの点状の茶褐色の斑で、日光に当たりやすいところに多くできます。色の白い人にできやすく、そばかすのできる素質は優性遺伝といわれています。
多くは円形ですが、よく見ると不規則な形をしているものもあり、皮膚面からは盛り上がっていません。また、痛みもカユミもありません。
そばかすのできる部位は、日光(紫外線)の当たりやすいところで、顔では特に頬のでっぱったところに多く、その他、首、肩、前腕の外側、手の甲にできるものもあります。また、海水浴などによって背面にできることもあります。
そばかすは小学生の頃から出始め、思春期に目だってきます。夏、特に海水浴や登山のあとに著しくなります。
そばかすの診断は容易ですが、以下の場合は専門医の診察を受ける必要があります。
- 手のひらや足の裏、唇に、そばかすよりも黒いホクロがある場合、ポイツ・ジェガース症候群である可能性もあります。この場合には消化管にポリープがあります。
- 幼児期から日に焼け易く、顔に赤い斑を生じ、そのあとで、そばかす様の褐色斑ができ、ところによって色が抜けている場合は、色素性乾皮症の可能性があります。この病気の最も知られた症状は日光過敏症ですが、神経症状も知られています。日光をできるだけ避けることが大切で、日光障害を受けた皮膚には悪性腫瘍を生ずるおそれがあります。
- 手足の末端にそばかす様の色素斑と、白い斑とがまじり合っているときは、遺伝性色素異常といいます。