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痔瘻(じろう)痔瘻(じろう)は、肛門輪に近い粘膜のしわの入り組んだ肛門洞から大腸菌などの感染を受けて生じる肛門周囲膿瘍が自然に破れたあと、または切開を受け、排膿したあとに生じるものが大部分です。肛門粘膜から常に感染を受けるので非常に治りにくく、手術をしないと根治することはほとんどありません。主な症状としては、肛門から分泌物が排出し、ときに血性の膿が出ますが、痛みはないのが普通です。分泌物に排出口がふさがれと症状が一時消失しますが、内部に膿がたまると赤く腫れて痛みがあり、自然に再び破れて分泌物が排出するようになります。 多くは単発性ですが、慢性に経過したものでは瘻孔が多発し、内部の瘻管が蜂の巣のようになっているものもあります。瘻管の深さは浅いものもありますが、骨盤直腸窩に達するものもあり、また尿道の近くに向かい、そこに膿瘍を形成することもあります。 原則として手術を行います。瘻管を摘除し、あとは、漏斗状に開放し、再び瘻管をつくらないようにします。思い切って瘢痕組織を含めて切除することが重要で、肛門括約筋をやむをえず切断した場合は、1箇所であればそのままでも排便失禁をすることはありませんが、2ヶ所以上の時は必ず縫い合わせなければなりません。複雑な瘻管や深い瘻管のある痔瘻(じろう)の手術は、外科手術のうちでも難しい手術の一つにあげられ、かなり熟練を要します。 瘻管を大きくえぐりとった場合は、傷が治るのに1ヶ月以上もかかり、その間は肉芽組織が盛り上がってくるのを待つわけです。しかし排便のため、傷に感染を受けやすいので、排便後はクレゾールせっけん水、ヒビテン液などで座浴をします。傷に当ててあるガーゼの交換は、清潔に行えば自宅でも構いません。下痢をすると肉芽が便で汚染されやすいので注意します。食物は痔核手術のときと同じように刺激性のものは避けます。 |
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痔瘻(じろう) 民間療法と家庭療法
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痔瘻(じろう) 民間療法と家庭療法