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直腸ポリープすべての年齢層にみられますが、やはり高齢者ほど頻繁にみられます。ポリープは特に腸にできやすく、ポリープがたくさんできる(多発性ポリーポージス)のは、かなり遺伝的な要素が強いものです。中には癌(がん)化しやすいもの、出血などを起こしていろいろな障害を招くものもあるので慎重な取り扱いを要します。小さいポリープは無症状のものが大部分で、人間ドッグなどでよく偶然に発見されます。腺腫様ポリープの多くは有茎性で、大きくなると表面から出血しやすくなり、こすれて便に血がつくことがあります。肛門に近いものは肛門外に脱出することもあります。ポリープの群生する直腸ポリポージスでは、直腸炎の症状がありますが、粘血便が出たり、痛み、しきりに起こる便意、ときには大出血などがあります。 ポリープは大きくなると出血を起す不快な症状がありますが、それよりも悪性に変化して癌(がん)になる危険性が少なくありません。有茎性のものは、ときには茎が自然に切れて脱落したり、ポリープが壊死に陥って肛門から排出され、自然に治ることもあります。直腸ポリポージスでは、症状がどんどん進行して腸狭窄症状や出血、下痢による全身状態の悪化がみられます。 肛門に近いものは、いぼ痔(痔核)にために発生することもあります。それ以外には年齢的なことを除いてはっきりした原因は認められません。 肛門指診または直腸鏡検査により確実に診断されます。X線検査により、円形の陰影欠損がはっきり認められた場合でも直腸鏡検査を行って確認し、ポリープの生検を必ず行って悪性化の有無を鑑別しておかなければなりません。 単発性あるいは2〜3個で有茎性であれば、簡単に手術により切除できます。また内視鏡で見ながら針金のワナにより焼き切ることもありますが、有茎性でないポリープは手術によらないと切除できません。一般に直腸ポリープは癌(がん)化の危険がるので、大きいものを発見したら切除するのがよいでしょう。直腸ポリポージスには直腸切除術を行います。ポリープが悪化していれば直腸癌(がん)に準じて手術治療をします。 ポリープ切除はせいぜい一日入院でできます。手術後約1週間のうちに後出血がなければ、平常の生活を行ってもかまいません。食物は刺激性のものを避け、便秘しないようにします。 |
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直腸ポリープ 民間療法と家庭療法
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直腸ポリープ 民間療法と家庭療法