民間療法と家庭療法
大腸癌(がん)(結腸がん) 民間療法と家庭療法
大腸癌(がん)は結腸癌(がん)ともいい、S状結腸や盲腸部に比較的多く、次いで上行結腸、下行結腸に発生することが多い。40歳以後の人に多いが、比較的若年者にもみられます。病気の経過は一般にゆるやかで、摘出手術が可能な場合が多いことが特徴です。

最近は日本人の食生活の変化から、米飯と漬物という残りかすの多い食物をとることが少なくなるとともに、大腸癌(がん)の発生頻度が増える傾向にあります。

症状は、癌(がん)が発生した部位によってそれぞれ異なりますが、初期症状として最も多いのは腹痛です。結腸の右側の癌(がん)の場合には腸狭窄症状を起すことが比較的少なく、しこりをふれて発見しますが、左側の癌(がん)の場合には、腸の狭窄を起すことが多いので、便秘と下痢を交互にくり返したり、差し込むような痛みがあらわれたりします。

潰瘍からの出血で便に血がまじることありますが、反面、ほとんど自覚症状を感じないまま過ぎてしまい、貧血が進んで倒れるようになってから、初めて癌(がん)を知ることもあります。

癌(がん)が早く発見できれば、根治手術が可能でたいへんよく治りますが、大腸癌(がん)は肝臓への転移の多いことが特徴で、これの有無が治療成績を左右します。この場合は肝臓を同時に切除することもあります。

手術後は腸が短くなるので、食事には線維の多いものはなるべく避け、消化のよいものを選んで、下痢を起さないよう注意しましょう。

ところてん 寒天
ところてんも寒天も、原料はテングサなどの紅藻類です。ところてんは、その99%が水分で、残りはほとんど線維分のため、栄養的な価値はないといわれていました。
しかし、最近になって、ところてんや寒天に含まれているカンテン(アガー)と呼ばれる線維には、大腸癌(がん)を予防する働きが認められてきました。これはコンニャクも同じことです。

つまり、食品の中には、消化吸収されず、栄養にもならず、一見むだと思われる成分があって、それが消化管の中で有益な働きをしていることが明らかにされました。食物繊維といわれるもので、カンテンもその一つです。

食物繊維を大きく二つに分けると、水にとけるものと、とけないものがあります。水にとける線維は、血中コレステロールを下げたり、糖の吸収をおくらせて糖尿病によい作用をすつことが分かっています。

カンテンは水にとけない線維で、同じ仲間には野菜や果物、いもに多いセルロースや、玄米に含まれるキシランなどがあります。

こうした水にとけない線維には、コレステロール値を下げるなどの作用はないのですが、便の量をふやして腸に刺激を与え、便通をよくする働きがあります。また、有害物質の毒性を抑えて、体外へ排出する作用もあり、その結果、大腸癌(がん)を予防するというわけです。


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